「ダンスはメディアだ！」コンテンポラリーダンスの‘振付家’に光をあてる、JCDNの新シリーズ。

コンテンポラリーダンスの振付家の役割って案外知られていない。「振りを付ける」ことに留まらず、作家であり、演出家であり、思想家であり、冒険家であり・・・。ダンスは、時には社会を察知し、真実を探るメディアでもあるのだ！（※）　
「Choreographers」は、そんな振付家にまつわるあれこれを、上演＆トークを通して掘り下げるシリーズです。
第一弾は、2020年にスタートした「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD（KCA）2020」の受賞振付家3名をフィーチャー、旬の女性振付家による3つ全く世界観の異なる作品を一挙上演しました。客席数約700の広々とした劇場での再演にあたり、出演者・演出などのリ・クリエイションにチャレンジ。コンテンポラリーダンスに初めて触れる方も、ぜひトークと合わせてご覧いただきました。
（※）2021年4月1日付朝日新聞「around Stage」『…何が起きているかという「事実」ではなく、社会の底流で起こっている地殻変動を察知し、自らの身体で「真実」を探る。ダンスの本質は、メディアであり、ジャーナリズムでもあるのだ。（編集委員・吉田純子）』より。
全文はこちら　https://digital.asahi.com/articles/DA3S14856431.html

 

Choreographers 2021　公演概要
次代の振付家によるダンス作品トリプルビル＆トーク
KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD 2020受賞者公演

公演サイト https://choreographers.jcdn.org   
作品情報、振付家・出演者プロフィール、インタビュー、トークゲストプロフィールはサイトをご覧ください！
日時：2021年12月30日（木）17:30開演
　　　　（プレトーク16:30～17:15／16：15ロビー開場）
会場：ロームシアター京都　サウスホール

[振付家・上演作品]
下島礼紗「sky」　
松木萌「Tartarus」
横山彰乃「海底に雪」

◎公演前プレトーク　
石井達朗（舞踊評論家）×吉田純子（朝日新聞社 編集委員）

＜振付家・作品紹介＞
■下島礼紗 / ケダゴロ（東京）「sky」　*KCA京都賞
「総括」の名の下に、同志をリンチ殺害した連合赤軍事件。
この事件からインスピレーションを受けた私の勝手な“イデオロギー”の創作。

■松木萌（京都）「Tartarus」*KCA奨励賞
ゆっくりと急ぐ歯車の静々と迫る闇へ。

■横山彰乃 / lal banshees（埼玉/東京）「海底に雪」　*KCA奨励賞
よく知っている底から水面を見上げ
知らない水平線を思い浮かべず
音の届く先まで睡り
どこかの花を想う

＜公演前プレトーク＞
「社会とコンテンポラリーダンス作品との関係！？」
石井達朗（舞踊評論家）×吉田純子（朝日新聞社 編集委員）

「ダンスは冒険である」というタイトルの著書を刊行（2020,論創社）した舞踊評論家の石井達朗氏と、KCA2020のレビュー（2021年4月1日付朝日新聞「around Stage」）にて『ダンスの本質は、メディアであり、ジャーナリズムでもある』と評した吉田純子記者によるクロストーク。ダンスの本質に迫る45分間。面白さが深まること間違いなし！

11/6 チケット発売開始！
[料金] <全席指定>
前売 一般｜2700円　　ユース(U25)・障がい者(介助者1名も同料金/要手帳)｜2000円
高校生以下｜1000円　　ペア割｜5000円(前売のみ)　　※当日300円増
※Club会員、京響友の会、JCDN会員　前売一般200円引　
※未就学児入場不可（託児有）※プレトークは、要公演チケット提示

[取扱]　
ロームシアター京都
　オンラインチケット　https://www.e-get.jp/kyoto/pt/
　チケットカウンター　075-746-3201
　　　　　　　　　　（窓口・電話/10：00-17：00　※12/29休・臨時休館日有）
※12/29はロームシアターのチケットカウンターが休業日になります。オンラインにてご購入ください。
※JCDN会員チケットは、問合せ先までお申込みください。
[主催・問合]　
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク（JCDN）
Tel: 075-361-4685（平日11：00-18：00）
Mail: info★jcdn.org （★を＠に代えて送信ください）　Web: jcdn-web.org/
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業