全国の「踊りに行くぜ!!」仕掛人便り_鳥取チーム「とりっとダンス」その1
鳥の劇場のある、鳥取市鹿野町の方々を中心に結成された「とりっとダンス」チーム。半ば強制的にチームに参加してもらった「みきさん」(男性)が、初会合から本番までをレポートしてくれました。
8月13日:ブトウカ 「たま」が鹿野にやってきた。
9月5日から始まる「鳥の演劇祭」の中で、素人集団のダンスを開催することになり、「たま」さんのダンス指導が8月10日から始まりました。
「たま」さんは素人の一人ひとりの子供のころからの思い出や写真をみながら、面談を行い、どのようにその人に合ったダンスができるのかを考えています。
8月12日に「鳥の劇場」に集まった15名程度に、まずは基本的な「立つこと」からはじめました。舞台に足が蛸の吸盤のように立つことや自分の体・骨格を知ることで自分を大切にできることを学びました。
お互い初めての方同士ですから、二人一組となって、お互いの意思疎通を図る練習を行いました。お互いに無言で、一人が目を瞑り、もう一人の方に誘導してもらいます。舞台・客席など段差有、障がい物ありのところをお互いの意思と周りの空気を感じながら動きました。交互に繰り返して、お互いの存在の認識を感じ合いました。その指導のなかでも「たま」さんはストレッチを繰り返しながらに、舞踏家になっています。しかし、顔は笑いながら、大きな目は輝いて、武闘家になっていました。今後も練習が続きます。9月26日・27日はどんなダンスになっていることでしょうか。お楽しみ、期待しないでお待ちください。素人がどこまで「ブトウカ」になれますでしょうか。