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Japan Contemporary Dance Network

NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク

vol.9 出演アーティスト_室伏鴻 【東京】_アーティスト/作品情報

越後妻有(新潟)別府栗東(滋賀)


室伏鴻
photo:Junichi Yamauch
「quick silver /
ECHIGO-TSUMARI/
BEPPU/RITTO
version」



振付・出演:室伏鴻

‘quick silver’にはVersionしかありません。
終わりのない変奏。横浜を出て、ヴェニス、
ローマ、ロンドン、アンジェ、マラケッシュ、
メキシコシティ、サンパウロ、NY、ウィーン、
グダンスクetc・・・と廻ってきました。
あとは、非-名のための残された地名があります。
多分銀塗りします。(しないかも)。
そして即興します。
変型します。(確実に)。
倒れたり、倒れなかったり。
息切れしています。もはや窒息です。
あるかなきかの隙間から/ヘ出ます。(どこへ?)
隙間に重なって折り重なる、
l’Ombre Double、至極薄い体で切ラレル・・・


 室伏鴻 Murobushi Ko
《Ko & Edge Co.》主宰・舞踏家。
1969年土方巽に師事、72年《大駱駝艦》の旗揚げに参加。76年舞踏派《背火》を主宰。舞踏新聞「激しい季節」を編集・刊行。「アリアドーネの會」をプロデュースし、78年のパリ公演は舞踏が世界のBUTOHとして認知されるきっかけとなる。以後多くのフェスティバルに招聘され、ソロ公演を行う。00年から本格的に日本での活動を再開。03年、若手メンバーを率いた新ユニット《Ko&Edge Co.》を設立。舞踏における身体のエッジを模索する実験シリーズは、国内外で熱い注目を集めている。第37回(05年度)舞踊批評家協会賞受賞。

 

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