JCDN

Japan Contemporary Dance Network

NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク

「踊りに行くぜ!!」vol.9 情報_出演者公募_【カンパニー公募(対象人数4名以上)について】

2008年「踊りに行くぜ!! vol. 9」
カンパニー公募のお知らせ


―――昨年度よりスタートした「カンパニー公募」を今年度も行います。振付家・音楽家を含む出演者4~6名以内のカンパニーによる作品が対象となります。―――

「踊りに行くぜ!!」を始めたころに比べると、この数年で全国的にダンスの環境は急速に発展してきていると実感しています。振付家・ダンサー、そして各地の主催者の数が増えてきています。2000年のvol.1では8組だった出演者が、2007年のvol.8では49組となり、4都市からスタートした開催地は、21都市になりました。
これまで「踊りに行くぜ!!」は、振付家自身が出演している3人までの作品の上演を主に行なってきました。多くのソロ・デュオ作品が、「踊りに行くぜ!!」巡回公演で再上演を重ねることで、作品を成熟させていく為の重要な役割を担ってきたのではないか、と自負しております。
一方、国内ではダンスカンパニーの活動が困難な状況・環境にあります。組織を運営することも大変ですが、国内ツアーを試みようとしても出演者の人数が多くなればなるほど、公演を実施するハードルが高くなり、上演機会を増やすのは簡単ではありません。
ここ数年、「踊りに行くぜ!!」の開催を重ねるごとに、各地の主催者や観客から「カンパニー作品も見てみたい」といった要望が高まってきました。これらの状況を踏まえJCDNでは、「踊りに行くぜ!!」の巡回ツアー・システムの中で、カンパニー作品の再演を実現させることでさらなるダンス環境発展の足がかりとなればと考え、昨年度vol.8よりカンパニー作品の公募をスタートさせました。
これまで関東・関西に行かなければ鑑賞することができなかった地域の観客にとっては、ソロ~カンパニーまで多様なダンスの魅力を味わう機会になり、大変大きな反響がありました。またカンパニーのメンバーにとっても、普段の活動拠点を飛び出して初めての地で公演ができること、そして作品を再演する機会を得ることで、視野を拡げ今後の活動の糧になる経験を得られたとの感想が寄せられています。
今後もたくさんの未知の作品を紹介すべく、引き続きvol.9でもカンパニー公募を行います。

●出演者は、
①各開催地での選考会・ビデオ公募からの選出
②開催するスペースとJCDNからの依頼
③スペースの推薦(東京:セッションハウス/大阪:ダンスボックス/京都:「KYOTO DANCE PRODUCTION2007」<京都芸術センター>) 
④カンパニー公募

等の方法で決定しています。

●大阪/東京での開催は
10月~12月の巡回公演では行わず、昨年度と同様に各巡回公演で話題になった作品を4-5組ピックアップし、「SPECIAL IN ITAMI」として09年2月~3月に開催する予定です。


皆様のご応募、お待ちしています!