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Japan Contemporary Dance Network

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三陸国際芸術祭2019 アーティスト・イン・レジデンス&芸能短期留学 応募要項および事業概要(公募終了しました)

JCDNニュース

2019.07.01

三陸沿岸地域は世界でも類を見ない芸能の宝庫です。青森・岩手・宮城の三県だけで、2,000以上の郷土芸能の団体が存在していると言われ、踊りや衣装も各地でバラエティに富み、芸術性も高く魅力的です。本事業は、国内外の現代芸術家等が三陸で郷土芸能を学びながら、自身の創作活動等行うアーティスト・イン・レジデンス・プログラム(A.I.R.)です。2週間程度、三陸沿岸の指定地域に滞在し、日中は自身の創作活動等を行いながら、夜間に現地伝承者から芸能を習います。滞在の成果については、形式(パフォーマンス・展示・トーク等)を問わず三陸国際芸術祭等にて発表いただきます。

1) 募集人数
   6組(1組最大2人まで)以内

2) 滞在期間
  下記の期間の中から、7日以上14日以内。
  10月1日(火)〜11月4日(月)

3) 成果発表
 原則として、滞在期間以外の年度内に三陸国際芸術祭(2019年10月末—11月上旬、2020年3月ごろを予定)等にて成果の発表等をしていただきます。

4) 活動内容
 郷土芸能を習う芸能短期留学プログラムに参加のほか、三陸国際芸術祭にて滞在の成果発表していただきます。(成果発表の日時・形式については、採択後に事務局と協議のうえ、決定します。自身の作品発表やワークショップまたは郷土芸能体験結果報告等でも構いません。)

5) 芸能団体
   岩手県大船渡市、陸前高田市内の郷土芸能団体等(神楽・剣舞・シシ踊等)

6) 応募条件
・現代アーティストやクリエイターであること(ダンス・演劇・音楽・美術等)
・滞在期間中、指定する郷土芸能を習うことができること
・滞在期間中、市民・郷土芸能団体・スタッフ等とコミュニケーションがとれること
・滞在中の活動や成果発表の企画について、スタッフと協議が可能であること
・生活・稽古・制作・発表が可能な程度の日本語ができること(発表は英語でも可)
・終了後に体験レポート(写真を交えてA4用紙2枚程度)を提出できること

*成果発表場所は、劇場等を想定しておりません。基本的な上演機構や機材がない場合もあります。

7) 支援内容
・郷土芸能体験に関する団体への謝礼金等は当方で負担します。
・滞在者には活動サポート費として1人あたり1日7,000円をお支払いします。
 *上記活動サポート費に制作費/交通費/宿泊費等滞在にかかる経費が含まれます。
 *宿泊場所(有料)をご紹介いたします。
 *上限は1組2名14日で最大196,000円。なお源泉徴収税を含みます。
 *支払いは終了後。滞在期間中の支払いは事前にご相談ください。
・製作場所(フリースペースなど)を手配いたします。地域によって利用時間帯や環境は異なります。
・成果発表の謝金として1組あたり上演発表の場合は50,000円、トークイベント発表等の場合は30,000円をお支払いします。滞在期間外の発表の場合は、交通費を一人25,000円上限としてお支払いします。

8) 応募方法
・下記の応募ページにて、必要事項を入力および下記メールアドレス宛に資料を添付の上、お申し込みください。
*URL:終了しました。

*上記とは別に、メール(air@sanfes.com)あてに下記の写真、書類を添付でお送りください。件名に「三陸国際芸術祭AIR応募」とご記入ください。

 【添付】①写真(滞在者のプロフィール写真)/②活動履歴等(A4用紙1枚以内|作品の写真や映像資料のURL等があれば記載ください)/ ③想定される成果発表の形式(A4用紙1枚以内|複数案掲載可)

・こちらのメールアドレス air@sanfes.com を受信可能にしておいてください。
・事務局より返信を持って、受付を完了といたします。
・2日間以上返信がない場合はお問い合わせください。

9) 募集締め切り
・2019年7月31日(水)必着(終了しました。沢山の応募ありがとうございました。)

10) 選考方法
・提出資料をもとに、選考委員会で決定します。
・結果は、8月上旬までに選考結果を、メールまたは郵送にてご連絡します。

     選考委員
     佐東範一(三陸国際芸術祭プロデューサー/NPO法人JCDN代表)
     相澤久美(一般社団法人silent voiceプロデューサー)
     阿部武司(東北文化財映像研究所代表)
     今川和佳子 (三陸国際芸術祭八戸プログラムディレクター/PROA LLC.代表)
     小岩秀太郎(公益社団法人全日本郷土芸能協会/東京鹿踊代表)
     坂田雄平(三陸国際芸術祭総合ディレクター/宮古市民文化会館プロデューサー)
     武藤大祐 (群馬県立女子大学准教授)
     前川十之朗(三陸国際芸術祭A.I.R.・ディレクター/みんなのしるし合同会社代表)

11) その他の事項
・著作権|本プログラムで制作された作品の著作権はアーティストに帰属します。当団体が製作する媒体や記録等は当団体に帰属します。
・経費|支援内容以外の経費は原則としてアーティストのご負担となります。
・保険|滞在期間中の保険等はアーティストでのご加入となります。(旅行保険等を推奨)
・同行|対象アーティスト以外の同伴者を伴う場合は、必ず事前に相談してください。
・記録|本事業の活動や作品に関する記録(写真・動画)を行いますので、予めご了承ください。
・広報|三陸国際芸術祭で行う広報(SNS含む)、報道機関からの取材等について、可能な範囲でご協力をお願いいたします。
・その他不明な点があれば事務局までご連絡ください。

主催:文化庁、三陸国際芸術推進委員会

お問い合わせ
三陸国際芸術推進委員会/三陸国際芸術祭 事務局
〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町字台16-1
MAIL  air@sanfes.com 

Q&A

Q1:滞在地域での宿泊場所の紹介はどのようなところになりますか?

近隣のゲストハウスなどをご案内致します。旅館やホテルのご紹介も可能です。

Q2:宿泊場所から稽古場・芸能体験場所へ移動はどのようになりますか?

基本的には、公共交通機関を使っていただくことになります。公共交通機関がない地域、時間帯に関しては、スタッフ等の対応を検討致します。

Q3:芸能を習う時間はどの程度ですか?

1日2時間程度とお考え下さい。芸能を習う体験は、芸能団体の日常的な練習や活動に参加するという形式となります。受け入れの芸能団体によっては1日おきの体験になる場合もございます。特別な講座やスクールのような形ではありませんので、芸能団体によって受け入れ状況が異なることを、予めご了承の上、お申し込みください。

Q4:自分たちの作品制作を行う稽古場は、どのようなところを使えますか?

近隣の公民館や集会所、または芸能を習う伝承館の昼間の時間の利用を検討しております。レジデンスの期間・場所などが決まりましたら、最適な会場を手配いたします。

*郷土芸能は、氏神に奉納すること、先祖を供養すること、死者を弔うこと、家内安全・商売繁盛を願うことなど様々な思いを持って各地域、各地区で大切に大切に伝承されてきた芸能です。以前は地区以外の人に教えたり、伝えることはありませんでした。しかし時代の流れの中で、少しづつ外の人を受け入れていただける団体もでてきました。

2014年三陸国際芸術祭が始まりましたが、その前年2013年から「習いに行くぜ!東北へ!!」という、三陸の郷土芸能を習うプロジェクトを始めました。始めるときには、本当に教えていただけるのか、不安しかありませんでした。しかしひとつの芸能団体で受け入れていただけることになり、そこからすべての今の活動が始まっています。郷土芸能を大切に伝承されてきた方々に敬意をもって参加される方を受け入れたいと考えています。

参考サイト:三陸国際芸術祭(2018) https://sanfes.com/ 

「習いに行くぜ!東北へ!!」を含む過去の活動は、このページの『歩み』をご参照ください。https://sanfes.com/about

トップの写真:2019年3月2日三陸国際芸術祭の中で開催された「大船渡まるごと芸能体験館」にて、前田鹿踊りを習っている一コマ。Photo by Toshie Kusamoto