JCDN

Japan Contemporary Dance Network

NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク

NEWS

ダンス最新情報

【募集】日本版・コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2026〜これからの社会を、ダンスとともに〜<第8期生募集!> 〆切:2026年3月25日(水) 必着

JCDN公募

2026.03.13

【募集!】日本版・コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2026〜これからの社会を、ダンスとともに〜 第8期生募集!
〆切 2026年3月25日(水) 必着
https://cdfs.hatenablog.com/entry/2026/yoko

コミュニティダンスは、ダンス経験の有無・年齢・性別・障がいに関わらず、「誰もがダンスを創り、踊ることができる」という考えのもと、アーティストが関わり、“ダンスの力”を地域社会の中で活かしていく活動です。近年、日本でも教育・福祉・医療・まちづくりなど社会のさまざまな場で、“ダンスの力”を活かそうとする動きが広がりつつあります。また同時に、それらの現場で活動するアーティスト=コミュニティダンス・ファシリテーターが必要とされています。

本スクールは、コミュニティダンス・ファシリテーターを国内で養成することを目的に、2014年にコミュニティダンスの先進国・イギリスから講師を招いて始まり、2018年まで年1回開校してきました。2019年以降は、コロナ禍でイギリスからの招聘が困難になり、2021年度に日本人の講師とプログラム内容について検討を重ね、城崎国際アートセンターにて日本版にリニューアルし開校しました。以降は2年に1回のペースで2023年に滋賀、2026年に初めて京都府にて実施します。これまでに、のべ225名の方々が参加しています。
このスクールを通して羽ばたいた、社会とダンスのつなぎ手となるファシリテーターとともに、今後の日本のコミュニティダンスにおける新たな可能性を切り開いていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

■日程: 2026年5月3日(日)~6日(水祝)
■会場: けいはんなプラザ (〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台1-7)
■講師:隅地茉歩、阿比留修一、アオキ裕キ、マニシア、稲田奈緒美、北村成美、中西麻友、佐東範一
■オンライン講師: 新井英夫 
■コース・定員:〔入門〕20名〔応用・スキルアップ・コーディネーター〕各5名程度
■募集対象・条件(全コース共通):
[1] 日本で活動を行い、日本語でコミュニケーションが取れる方
[2] スクールの趣旨に賛同し、コミュニティダンスの活動を実践等により広める事に意欲がある方
[3] 4日間通しで受講可能であること
※ほかに、コースごとの条件あり
■受講料:60,000円 (応用コース50,000円)
*3泊4日の合宿。受講料に3泊分の宿泊費込。
*滞在を希望しない方は3泊分の宿泊費を割引。
*振付家割引を設ける予定。4月1日以降に詳細決定のため、希望者は申込時に申告。
■主催:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
■共催:(株)けいはんな

こんな方々からのご参加をお待ちしています!!
◎ダンスに興味や経験がない方にも、ダンスの楽しさや面白さを広めたい方
◎自身のダンス経験を社会に活かしたい方
◎ファシリテーションの基礎となる理念や知識、スキルを学びたい方
◎一般の方を対象とした自身のワークショップに、新たな視点や手法を取り入れたい方
◎日本のコミュニティダンスに関する知見を広めたい方 

<コースの種類と、対象など(抜粋)>
①〔入門〕コース・・ 担当講師:隅地茉歩、阿比留修一(セレノグラフィカ)
対象:ファシリテーションの基礎となる理念や知識・スキルを学ぶことで、自身の社会的な活動に活かしたい方。将来的にコミュニティダンス・ファシリテーターとしての活動を行いたい方。

②〔応用〕コース  担当講師:マニシア、アオキ裕キ
対象:2014~2021年度の基礎、入門コース受講生。コミュニティダンス・ファシリテーターを生業としていきたい方。
条件:これまでに何らかのダンス経験があり、現場でのナビゲートを行っていること。また、コミュニティダンス・ファシリテーターに関する基礎的な知識・経験を踏まえていること。

③〔スキルアップ〕コース  担当講師:稲田奈緒美、北村成美
対象:ダンスのファシリテーターとしてご自身の地域やコミュニティにとどまらず全国で活動していきたい方。その活動を拡げるための課題意識をお持ちの方。
条件:日本で活動を行うダンサー、振付家、ファシリテーターなど。一般の方々を対象とした多様な現場で、ダンスのファシリテーターとして活動を行っている方。

④〔コーディネーター〕コース  担当講師:中西麻友、佐東範一
対象:ダンスを社会に届けるコーディネーターとして活動していきたい方、または既に行っている方。

――
★上記は抜粋です。応募要項全文、講師プロフィール等はWEBにてご確認ください。
https://cdfs.hatenablog.com/entry/2026/yoko

――

★講師の皆さんより、応募をお考えの方へのメッセージ

【入門コース】講師より

◎このスクールに関心を持ってくださってありがとうございます。
皆さんはきっと、ダンスが好き、ダンスで誰かとつながるのが好き、ダンスで誰かと つながる場を作るのが好き、なのではないでしょうか。そして、今後その気持ちを生 かしてファシリテーションする現場に立とうとしておられる方々だと思います。
皆さんがお持ちのその熱意や愛情を、将来的な活動に生かしていくために、入門コースでは、現時点で知っておいた方が良いこと、確認できていると頼りになることを共有します。ファシリテーションの基礎となる理念や知識と一口に言っても、社会の変遷とともに変化しますし、数日間で全てを網羅的にマスターできるようなものでもありません。まずは自分の現在地を認識し、自分の資質に目覚め、身体に凝縮されている誰かの存在を受け入れていくモチベーションを育てていきましょう。
何より楽しく。みんなであれこれ意見交換しながら、忘れられない時間を過ごしまし ょう。(隅地茉歩・阿比留修一)

photo: Ai Hirano

セレノグラフィカ(隅地茉歩・阿比留修一)
関西を拠点に幅広く活動を展開する男女二人組のダンスカンパニー。多様な解釈を誘発する不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作が持ち味。「身体と心に届くダンス」をモットーに全国各地でワークショップやアウトリーチに多数取り組み、地域の劇場との協働事業や他ジャンルのアーティストとのコラボレーションを通して、身体感覚の覚醒と幸福感の関係を追究。(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。

【応用コース】講師より(※応用コースは、過去の基礎・入門コース受講生が対象となるコースです)

◎この講座は、経験のある方にこそ来てほしいクラスです。
地域や劇場で活動を広げようとしている方や、すでにコミュニティダンスの講習を受けたけれど、最初の一歩で戸惑いを感じている方へ
コミュニティダンスの基礎を学び、いざ現場に立ってみると、新しい発見や同時に新しい問いも生まれてきます。
参加者の動きをどう受けとめるか。その場に生まれる関係性をどう育てるか。ワークショップから作品へ、どうつないでいくのか。
応用クラスでは、医療・福祉の現場で活動する講師たちとともに、多世代・多様な人々と踊るための実践的なアプローチを、より深く、よりアーティスティックに学びます。
経験を積み重ねてきた今だからこそ見える景色があります。
その実践を持ち寄り、学び合いながら、コミュニティダンスの可能性をさらに広げていきましょう。
次の一歩を、ここから。(マニシア)



マニシア
ダンスアーティスト。1989年、NYで臨月の身で妊婦15名のダンス公演に参加したことを原点に、コミュニティダンスの道へ。2006年福岡にて、多世代・多様な人々が共に踊る〈ワレワレワークス〉を結成。難病や社会的困難を抱える人々と出会い、国内外で身体を通した対話から生まれる創作と参加型公演を重ねている。

◎基礎、入門コース受講生の皆さん、おそらく、各現場で既にWSを行っている方も多いと想像しています。
私自身もWSの機会をいただきながら、明確な正解のない身体表現、対象ごとに変わる状況とともに自分自身が大きく問われる状況は続いています。応用コースでは客観的な視点でご自身のWSを捉え直す機会を目指します。
応用コースは少人数制です。現場状況、問題点や、不安点などを共有し、意見を交わしながらご自身だけのWSスタイルの確立をご一緒に目指します。この機会、皆さんのご参加お待ちしています。(アオキ裕キ)

アオキ裕キ
新人Hソケリッサ!主宰、ダンサー・振付家。タレントのバックダンサー業などを経て、2001年NY留学中同時多発テロに遭遇、人間の内にある驚異に触れ、踊りの在り方を問い続けている。2004NEXTREAM21最優秀賞受賞 。神奈川県立神奈川総合高等学校、舞台芸術科・身体表現非常勤講師。

【スキルアップコース】講師より
◎ファシリテーターとして多種多様な現場に赴きダンスをお届けする中で、「壁」を感じることはないでしょうか。さまざまな悩みを抱える対象者たちとの関わり、社会的背景、制度、資金。自身の中にも体力や抱擁力に限界を感じる時があるかもしれません。そうした「壁」を「課題」ととらえ、さらに自分に与えられた「使命」へと昇華し、喜び勇んで乗り越えていける発想と創意工夫、人間力とは何かを一緒に考え、問題解決できる自信を見つけていきましょう。私自身もまだまだ現場で足掻いている1人として、みなさんと一緒に悩み喜び合いたいと思います。スクール全体の受講生や講師とも繋がって頂いて、相談できる仲間たちと共有できる知恵と勇気を沢山持って帰って下さい。「壁」に向かうみなさんの背中を優しく力強く押してくれることでしょう。(北村成美)

北村成美
通称しげやん。「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに国内外でソロ作品を上演。日本各地で市民参加によるコミュニティダンス作品、ミュージカル、オペラ、演劇、CMなど数多く振付演出する。障がいのある人とない人が共に踊る「湖南ダンスカンパニー」にてディレクターを務める。


稲田奈緒美
踊る舞踊研究者。幼少よりバレエを習い始め、様々なジャンルのダンスを経験する。早稲田大学大学院文学研究にて舞踊学を学び、博士(文学)。現在、桜美林大学教授としてバレエ、コンテンポラリーダンス、舞踏、コミュニティダンスなど理論と実践、芸術文化と社会を結ぶ研究、教育、評論に携わっている。

【コーディネーターコース】講師より
◎人と人をつなぎながら場をつくっていくコーディネーターの仕事は、決まった正解もなければわかりやすいマニュアルもありません。だからこそ、一つひとつの出会いが新鮮で学びが多く、気づきから、また新たな疑問が生まれることの繰り返しです。
 このスクールにおける「コーディネーターコース」の大きな特徴は、座学だけではなく、長い経験を持つ6人の講師のワークショップを実際に観て、体験し、話を聞き、参加者の反応を客観的に観ることが出来る点だと思います。なかなかそのような機会はありません。
コーディネーターにとって大事だと思うことは、ワークショップの内容をしっかりと理解して、目的に沿っているか、参加者の反応はどうか、危険はないか、などを客観的に観ることが出来る視点と視野を持つことだと思います。
 今回、各ワークショップの終了後、コーディネーターコースの参加者全員で、気づいたことなどを出し合います。自分になかった視点、他の人はどう見ているかなどを共有することによって、自分にとっての新しい視野を広げていくことが、大きな学びとなるでしょう。
コーディネーターとして、ダンスや社会についてみなさんと共に考える時間を楽しみにしています。(中西麻友・佐東範一)

中西麻友
NPO法人芸術家と子どもたち 事務局長。1980年大阪生まれ。成安造形大学デザイン科写真クラス卒業。2006年から3年間、大阪市内の小学校に教諭として勤務。2009年から1年半、Kingston Universityへ留学。2011年3月より「NPO 法人芸術家と子どもたち」入職。ワークショップ・コーディネーターとして、学校や児童福祉施設、少年院、小児病院や地域の子どもたちの居場所に関わる事業等を担当。

佐東範一
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)代表。1960年北海道生まれ。80年舞踏グループ「白虎社」の創立に参加。以後94年の解散までの国内公演、海外ツアーにて舞踏手兼制作者として活動。96年米・ニューヨークにて1年間のアートマネージメント研修。98年から3年間の準備期間を経て2001年京都にてJCDN設立。ダンスワークショップ・公演のコーディネート、フェスティバルのオーガナイズなど、日本全国にて社会とダンスをつなぐ様々な活動を行っている。2014年より、当スクールの校長を務める。