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NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク

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コンテンポラリーダンス・プラットフォームを活用した振付家育成事業「ダンスでいこう!!」2019年度報告書 『フリツケカをイクセイする?』データ版公開

JCDNレポート

2020.11.22

コンテンポラリーダンス・プラットフォームを活用した振付家育成事業
「ダンスでいこう!!」 2019年度報告書
フリツケカをイクセイする?

2019年4月にスタートした“振付家育成”プロジェクト「ダンスでいこう!!」。
初年度2019年の事業報告書「フリツケカをイクセイする?」を発行しました。
以下よりデータ版をダウンロードしていただけます。ぜひご覧ください。
http://u0u0.net/w4pr
※冊子版を希望の方は、jcdnまでメールまたはお電話でお知らせください。(連絡先:http://jcdn-web.org/wps/about/

ーー「はじめに」より
全国のダンス関係者が力を合わせて振付家をみんなで育てていく方法を創り出そうと始めたのが、この「ダンスでいこう!!」です。

2019年度は、各プラットフォーム運営団体や講師・ナビゲーターとなるアーティスト、それぞれの振付家育成に対する思いから、各団体独自の方法によって、全国で10のプロジェクトが実施されました。また、2020年3月14日、15日に「ダンスでいこう!!KYOTO Meeting」として、各地プロジェクトの報告会を行いました。各プラットフォームの振付家育成事業を通して、様々な方法で試みられた各地の事業が、確実に振付家育成に繋がっていくことを確信しました。
一方で、「現代社会においてコンテンポラリーダンスがどのような役割を担っているのか?」「コンテンポラリーダンスにおける“振付家”とは、どのような特徴や役割をもつものなのか?」また「“振付家を育成する”とは、どういうことなのか?」という問いを、このプロジェクトを通して明らかにしていく必要があると考えました。

そこで、今回は「ダンスでいこう!!2019」の報告をまとめることに加えて、振付家育成における考察レポートとしても機能するよう、本書を3章に分けてまとめました。未来のコンテンポラリーダンスの可能性を考えるきっかけとして、ダンスの歴史からはじめて、各プラットフォーム運営団体(各事業主催者)、講師・ナビゲーターとなるアーティスト、育成対象者・参加者の声を改めて聴き、最後に、未来に向けて文化芸術に関わる各専門家の意見をいただきました。全国10のプロジェクトの詳細は、第2章にまとめました。
これらの報告と考察を通して、“振付家の育成”という雲をつかむような漠然としたものに、輪郭をつけていけたらと考えています。
ーーー

■「ダンスでいこう!!」は、2021年度も継続予定です。
まずは全国にて企画公募を行います。近日詳細を公開予定。

■2020年度の「ダンスでいこう!!」はサイト http://dance-it-is.com/ からご覧ください。現在、以下のプログラムを公募中です!

https://jcdn52.wixsite.com/danceitis2020/programs

【創造環境パートナー/ダンスメディア】
「第4回『ダンスを撮る!』ダンス映像撮影ワークショップ」
運営:一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツ

【札幌/京都クリエイティブパートナー】
「建築とコンタクト(京都—札幌)」
運営:C3/Contact Choreograph Crossing

【名古屋プラットフォーム】
「レジデンスアーティスト育成事業2021」
運営:ダンスハウス黄金4442

【城崎プラットフォーム】
「Dance Camp クリエイション&ダイアローグ・ワークショップ by ディーン・モス&余越保子
運営:Dacne Camp Project